2013.04.12
11日は朝、雪がうっすらと積もりました。そして今朝は霜が降りました。まだ寒い日が続いている飯綱高原ですが、ウグイスが鳴き始めました。小鳥たちのさえずりもにぎやかになってきました。
2013.04.09
2013年3月は暖かい日が続き雪解けもあっという間でした。
飯綱高原スキー場のそばにある湿原には早くもリュウキンカが黄色い花を咲かせています。水芭蕉も伸びてきていますが白い苞が存在感を示すようになるまであと少しです。
越冬を無事終えたクジャクチョウも舞い始めました。
春 <SPRING>
可憐な花々が咲きみだれ、耳を澄ませば野鳥のさえずりが聞こえてきます。
雪どけのせせらぎに沿って白い水芭蕉の花や黄色いリュウキンカの花がそこかしこに咲き始めます。
ところどころ雪を残した飯綱山が木々の色とりどりの芽吹きとともにすばらしい風景を作り上げています。
山々には山桜の白やピンクの花が、コブシの木は白い花を枝にびっしりとつけ咲いています。山間からは、ウグイスの鳴き声も聞こえてきます。
寒い冬が終わり穏やかな良い季節です。
夏 <SUMMER>
吹き渡る風が爽やかでとても過ごしやすい季節です。
標高1,000mの飯綱高原は真夏でも過ごしやすい地です。
朝夕は気温がぐっと下がるため、心地よい睡眠がえられます。キャンプ場は涼を求める家族連れで賑わいます。
標高1,917mの飯綱山へ登山する方も多く、山頂への途中にはヤナギランやマツムシソウなどの高山植物が咲いていて、心和ませてくれます。
頂上は涼しく赤とんぼが飛んでいます。腰をおろし休んでいる登山者の肩や頭などにとまって羽休めをしたり、差し出した指にとまったりもします。
そして、この赤とんぼが山麓に「秋」を運んできます。
秋 <AUTUMN>
樹木の紅葉が山々を美しく彩ります。
標高1,917mの飯綱山頂から紅葉が始まり山麓の方へだんだんと広がっていきます。白樺の葉は黄色く染まり、幹の白い樹皮とのコントラストが綺麗です。
紅葉や楓の赤や黄色、ウリハダ楓は大きな葉がオレンジや赤に見事に染まり一段と艶やかです。山葡萄の葉も真赤に、ナナカマドは葉も実も赤く染まりとてもきれいです。
どんぐりの葉は少し地味目の赤やオレンジ系、茶色系に染まります。
森にはドングリなど実がなり冬への準備が始まります。
冬 <WINTER>
一面真っ白な雪景色のなか、ウィンタースポーツが楽しめます。
毎年、雪合戦大会も行われ、全国より参加者が集まります。
雪質は軽くサラサラのパウダースノーです。飯綱スキー場は南向き斜面なので、晴れた日には暖かく小さなお子様にはお勧めのゲレンデです。飯綱高原の冬は林の中も野原も一面の銀世界・・・。
スノーシューで歩けばウサギやキツネ、タヌキ、リスなど小動物の足跡を見つけることができるでしょう。寒い朝は樹氷が見られ、太陽が顔を出すとキラキラ輝いて、とてもきれいです。そして夜、月明かりに照らされた雪原は青白く輝き、それはそれは神秘的です。
※2020.2.16をもって閉鎖しました。